現役小学校教諭の日常

現役小学校教諭の「M」が、実際の講師生活について書いていきます。

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教職大学院生の研究方法学習 二日目

皆様、本日もお疲れ様です。

 

 

本日から本格的に大学院でのオンライン授業が始まりました。

 

 

やはり違和感はありますが、少し大学から離れたところに住んでいる主からしたら、ありがたいことこの上ありません笑

 

 

 

 

 

さて、本日のメニューはこちらです。

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(ちなみにリプトンはレモンティーが好きです)

 

 

 

➀「事例から学ぶ 初めての質的研究法 教育・学習編」 秋田喜代美・能智正博

 

 

 

はい。質的研究について学ばせていただきました。

 

そもそも質的研究とは何でしょうか。

 

 

 

簡単に言ってしまえば、

 

得たデータを細かく分析することで、数字では表せない事象を研究する方法

 

とでもいいましょうか。よく、量的研究と対比で考えられますが、むしろ互いに支え合うような概念といったほうがいいと思います。

 

と言いますのも、

 

 

量的に集めたデータで明らかにできなかった事象を突き詰める研究

 

だからです。

 

言い換えれば、一般化できない事象、例外を見つけることができるのが質的研究の良い点といえるでしょう。

 

 

こちらのサイトで細かく説明されていてお勧めですのでご参照ください。

 

質的研究と量的研究のちがい

 

 

 

さて、この本ではそんな質的研究をどのように行えばいいのかを、教育の場面に限定して教えてくれます。

 

もちろん、研究ですので様々なアプローチ方法があります。

 

 

例えば、インタビューした結果がデータとしてあったとしましょう。

それをどのようにまとめればいいでしょうか。

 

 

 

様々なインタビュー結果をまとめて概念を導き出したいのなら、

修正版グラウンデッドセオリーアプローチ が善いでしょうし、

 

 

 

一人の人間の人生から理論を導き出したいなら、

ライフヒストリーアプローチ が適しているでしょう。

 

 

 

何が言いたいかというと、多くの場合、

データをとってしまえばそれをどのようにまとめるかは自由

 

ということです。

 

食材(データ)をどのような調理方法(アプローチ方法)で調理(研究)するか

 

それを教えてくれるのが本書ということです。

 

 

 

しかも、ただ、研究方法を羅列しているだけでなく、

実際の研究結果も載せてくれています。

 

イメージが作りやすいですよね。

 

 

おかげで私も研究がはかどって何とか修了できそうな予定です笑

 

 

 

では本日はここまでにします。

 

 

 

本日もお疲れ様でした!!!