非常勤講師ってこんな感じ〜実際に1ヶ月働いてみて感じたこと〜
1 非常勤講師とは
そもそも非常勤講師とはなんなのでしょうか。
基本的には、
週のうち何日間かだけ学校に行き、授業の数に応じて報酬を得る形で雇われた、公務員
と言ったイメージです。
毎日学校に行くわけではありません。それだといわゆる常勤講師という形になります。
私の場合は週3日間ほど行き、5時間分の授業を行う形でした。
働いた分だけ給料が出るというのはアルバイトに近いかと思います。
2 非常勤講師はどれぐらいもらえるの?
実は非常勤講師は時給換算で3000円近くももらえます。
実際はもう少し少ないですが、それでも大金ですよね。
一日5時間授業をすれば額面上は1万5千円です。
3 仕事はどんな感じ?
仕事については人によって変わってくると思われます。
学校の教員の仕事は、授業を行うだけではありません。
保護者対応
各種分掌
朝と帰りの指導
給食指導
掃除指導…
あげたらキリがありません。
非常勤講師では、それらの授業以外の仕事にお金は出ません。
ですから、基本的には授業だけをやるのが非常勤講師の役割です。
しかし、中には朝の会から帰りの会まで学級にいたり、給食を児童と一緒に食べたりする講師もいます。
それはもはや担任ですよね笑
しかし、それだけやっても給料は限られています。
少し世知辛いですよね。
4 どうやったら非常勤講師になれるの?
非常勤講師になりたい自治体の教育委員会に電話をし、非常勤講師をしたい旨を伝えると、講師に登録してもらえます。
そこからは、なんらかの理由で教員が足りなくなったり、年度はじめに教員が足りなかったりした際に非常勤講師として雇ってもらえます。
例えば産休や怪我、退職など様々な理由で教員に穴が開くことがあるので、割といつでもお声がかかるのです。
あとは学校が決まり、正式に書類をだし、と続きますが、一旦声がかかればあとは芋づる式で進むので問題はないでしょう。
しかし、戸籍抄本やレントゲン写真なども必要とされる場合がありますので、それらを仕入れるのだけは頑張らなければなりません。
5 ぶっちゃけ大変なの?
正直大変ではありません。
授業が終われば帰れますので、定時が他の教員と異なります。
終われば帰れるという形です。
しかも今は働き方改革の影響で早く帰れという風潮もありますので、非常勤講師は優先的に早く帰れたりします。
また、ノートなどを見る時間も必要になってきますが、非常勤講師の大多数は空き時間がありますので、それらもそこまで負担にはなりません。
むしろ本採用教員になったときにそれらの経験が生きてくるのです。
自分は大学院生として非常勤講師をしていますが、この経験は絶対に来年から生きてくると思います。
確かに朝早く起きるのは大変ですが、それ以上に収穫がありますので、これからも楽しんで行きたいと思います。
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