教員採用試験に4回落ちてわかったこと
教員採用試験は年に一回です。
この一回に全力をかけて臨む、そんな方も多いのではないでしょうか。
私は3年間で3つの自治体、2つの校種を受験し、計4回の試験を受けてきました。
全て不採用です。
ちなみに理由は全て面接でした。
今回は、私が経験した計5回の個人面接の中から、得たものなどをまとめていきたいと思います。
できる限り客観的なものになるように努めますが、主観的な意見が入ることも考えられますのでご容赦ください。
目次
1 教員採用試験の個人面接って?
教員採用試験の面接は、基本的に3人の面接官を相手に行います。
それぞれ、
教務主任(時間割を作ったり、外部との繋がりを作ったりする)
教頭
校長
のレベルにあるものが担当するそうです。
内容よりも、一緒に働きたいかが採用基準だということですが、定かではありません。
2 個人面接の内容は?
内容についてはごく一般的なものが多いです。
志願理由や、子供との関わり方、事例に対してどのように対応するかなど、
特にイレギュラーな質問がくることはありません。やはり喋る内容よりも喋り方を重視しているのでしょう。
対応力を求められているような印象はあまりありませんでした。
3 私の場合の個人面接の内容
私は個人面接を5回と、集団面接を2回行いました。
印象に残る個人面接は3回目のものです。
部屋に入った瞬間から貧乏ゆすりが始まり、半笑いで、
「あんたは本当に自分が教員に向いていると、そう思っているのですか?」
と言われてしまいました。結果、5段階中下から二番目の評価がつきました。
そりゃあ落ちますね笑
これは明らかに落とそうとしている面接官の例です。
一方で私の力不足を感じたのは2回目の面接でした。
ここでは2次試験ということもあり、少し圧迫気味で、強く聞かれましたが、
今思えばそれは当たり前のことだったのだと思っています。
一次試験と二次試験は異なるのだということを明確に示してくださったので参考になりました。
4回目の面接は自治体がガラッと変わってのものでした。
内容には具体的な事例への対応が多く盛り込まれ、何度も聞き返されました。
割と温和な雰囲気で合ったため、個人面接が落ちた理由ではなさそうです。
4 集団面接の恐怖
先ほど4回目の面接は個人面接で落ちたのではないと言いました。
理由は集団面接にありそうです。
面接官3人、受験者5人の環境で、向かい合うように座って始まりました。
他の受験者は面接官に向かって自分の意見を言っていた中、最後に自分の意見を言った私は、
受験者に向けて意見を述べました。
共に働くことになりますし、何より討論の形式だったので、自分の意見は受験者がしっかり聞いているはずだと思ったからです。
しかし現実は違いました。受験者も面接官も私と目が合うことはありませんでした。
何か間違ったのかなと当時は思いましたが、落ちたとしたらここがポイントだったでしょう。
語りかけ方ではなく、意見をしっかりと整理して聞いていたのが集団討論での特徴ではないかと思います。
集団討論の時は意見をまとめて表現することに注視していきたいと思います。
5 まとめ
個人面接では面接官への対応力が、
集団討論では理路整然とした発言が、
それぞれ求められているのではないかと感じています。
受験者は参考にしてください。
最後に私の感情をぶつけさせてください。
個人的には憤りが大きいです。
筆記に問題はなかったからです。
人格を否定された気分になります。
そもそもここまで落とされると、公教育に携わろうとは思えません。
次が最終チャンスだと思っています。
これがダメなら5回落ちたことになりますし、公共帯が見る目がないんだなと諦めようと思います。
自分を無理に変えて教員になろうとは思わないので、自分を生かした教育者になれるようにいろいろ考えていきたいと思います。
本日は以上です。
お疲れ様でした。