現役小学校教諭の日常

現役小学校教諭の「M」が、実際の講師生活について書いていきます。

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教員採用試験対策〜地方大学の欠点について〜

地方の大学に通いながら教員採用試験を受けようと思っている方に、ぜひこの記事を読んでいただきたく思います。

 

 

というのも、教員採用試験の対策において、大学がどのような場所にあるのかはかなり重要だからです。

 

 

是非最後までご覧ください。

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

1 地方大学のメリット

 

 

地方の大学に通っていることで教員採用試験におけるメリットは多々あります。

 

 

ここではまずそれをまとめていきます。

 

 

(1) 地元の教員採用試験への知識が豊富

 

 

まずは何よりも地元への合格手段は完璧に理解していることがあるでしょう。

 

 

その大学がある自治体の教員採用試験への対策方法は蓄積されているので、それをもとに学生も成長ができます。

 

 

地方の大学に進むなら、その自治体の教員になりたいと思う強い気持ちが必要かもしれません。

 

 

(2) 地元の教育委員会との接点が多い

 

 

教育委員会との接点も実は非常に重要です。

 

 

というのも、その大学の学生がどのような印象で見られるのかというのは合否に大きく関わってくるからです。

 

 

この大学なら安心だというステレオタイプがあれば合格にグッと近づきます。

 

 

その大学に所属しているだけで得をすることになるので、これもメリットでしょう。

 

 

(3) OB・OGがたくさんいる

 

 

いわゆる先輩がたくさんいるのも大きいです。

 

 

一般企業ですと、OB訪問などがあり、それも内定に関与しています。

 

 

これは教員でも似ていて、実際に合格した先輩たちから話を聞くことができるのはとても大きな点です。

 

 

現場で働き出しても同じ大学の先輩がたくさんいるなんていうのもざらにあります。

 

 

心強いですし、メリットですよね。

 

 

(4) 退職校長などがたくさんいる

 

 

退職校長がたくさんいることから、面接などについては本当に助かります。

 

 

どのような教員を取りたがっているのかなど、そもそも自分が面接官を経験したことなどをもとに話してくれます。

 

 

もちろん良し悪しはありますが、とても勉強になることが多いので、是非活用したいものです。

 

 

 

 

 

2 地方大学のデメリット

 

 

一方でデメリットも幾ばくかあります。

 

 

まとめていきたいと思います。

 

 

 

(1) 他の自治体の知識がまるでない

 

 

大学がある自治体の教員採用試験については本当に詳しいのですが、一方でその他の自治体についてはほとんど知識がありません。

 

 

例えば、東京の教員採用試験を受けたいと思っても、事例がないのでアドバイスはしてもらえません。

 

 

自力で勉強をすることになります。

 

 

また、面接についても、その自治体が何を求めているのかを理解していないので、役には立ちません。

 

 

運よくその自治体で教員をやっていた人がいればいいのですが、そういう事ばかりではないでしょう。

 

 

 

(2) ステレオタイプが強い

 

 

「この自治体を受けるならこうあるべきだ」という意識が非常に強いのです。

 

 

自分の教育観や教員像を捨ててでも合格のために動こうとする気概があります。

 

 

自分を変えるというのは意外にも大変なもので、かなり前から対策をしないとそれも難しいです。

 

 

 

 

 

 

3 まとめ

 

 

以上、メリット、デメリットを上げてきました。

 

 

私の主観としては、

 

 

金銭的な問題等がない限り、東京の大学に進学した方が得すると思います。

 

 

東京の大学であればどこの自治体の対応策でもある程度の知見があるはずですし、何より教員となる前に様々な経験を積むことができます。

 

 

人間性豊かな教員になるためにも、大学は是非都会に進むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

それでは本日はここまで。

 

 

お疲れ様でした!