教員採用試験の集団討論対策! こんなふうに取り組めば合格する!
みなさまお疲れ様です。
以前、今年は集団討論から集団面接に変化しつつあるという記事を書かせていただきました。
とは言っても、既に集団討論を行うと公言している自治体もありますし、来年以降も集団討論も行われるでしょう。
そこで、今からどのように対策をしていくことが効果的なのかをまとめておきたいと思います。
是非最後までご覧ください!
目次
1 集団討論の基本的な流れ
(1) お題が提示される
集団討論では、まずお題が出されます。
大抵は少し長めの文章が渡され、自分の意見の形成に向かいます。
(2) 自分の考えの形成(3分ほど)
お題をもとにして自分の考えを作り上げます。
本当に短い時間ですので、頭の回転の速さが求められます。どのように考えればいいのかは後ほど。
(3) 全体に考えを伝える(1分ほど)
メンバーに対して自分の考えを提示します。
これも本当に時間がないので、結論をしっかりと伝えることが重要になってきます。
ここの対策も後ほど。
(4) 全体で討論する(一人×5分ほど)
最後にメンバー全員で課題の解決に向けて動き出します。
ここでの話し方や、取り組み方で合否が決まると言っても過言ではありません。
別に話し合いの中心にならなければならない訳ではありません。
対策は実は非常にシンプルなのです。
のちに述べていきます。
2 具体的な対策方法
ここからは一つずつ対策方法について書いていきたいと思います。
(1) 自分の考えは簡潔で奇抜に!
まず自分の考えを作るときには簡潔なものにしなければいけません。
例えば、1+1はもちろん2ですが、それを言えばいいのです。
与えられた課題を解決するために必要な最低条件を何かひとつ提示するようにすればそれで事足ります。
さらに、簡潔でありながら、他の人とかぶらないことも大切です。
「1+1は2ですが、2にするためにはおはじきを使う方法もありますし、指で数える方法もありますね」
と言った方法論については多様です。
そこに着目しておくと面白い議論ができます。
自分の経験ですと、ある事象を学校内でPRする方法を考えてくださいという課題があったときに、他の人はキャッチコピーなどを考えていました。
自分は、「ポスターを作成して、鬼滅の刃のイラストを活用すれば子供も覚えやすいと思う」
という意見を伝えました。このようなばを和ませるような意見を瞬時に考えることも必要になってきます。
(2) 結論を先に伝えよう!
次に、全体に伝えるときには、必ず結論から伝えるようにしましょう。
お題が「3つにまとめる」というものであっても、必ず3つ意見を言わなければいけない訳ではありません。
はじめに、「私は1つ提案させてもらいます」と言ってから話始めれば周りも混乱しませんし、問題は起こりません。
むしろ10人近くいて一人一人が3つ意見を言えば、30こも出てきます。
それを3つにまとめるとなると時間がたりませんよね。無理に3つ出すよりも一つの意見を自信を持って提案した方が説得力も上がるのではないでしょうか。
(3) 和やかな雰囲気に勝るものはなし!
さて、いざ議論が始まるとどうしても緊張から喋れなくなることもあると思います。
そこで先人を切ることも大事なポイントです。
「よろしくお願いします。」
「司会は立てますか?」
「タイムキーパーはどうしましょうか。」
こう言った言葉を先に出せるかどうかも評価のポイントです。
ここから和やかな雰囲気を作り出していきましょう。
話が滞ってきたら、「難しいですよねぇ」と言ってみたり、
どうしても進まなければ、「少しブレストしませんか?」と提案したり。
とにかく「みんなで一つの課題を解決していくぞ」という心持ちで、戦いではなく仲間として取り組んでいく姿勢が必要です。
(4) そのグループで今自分はどの位置にいるのかを考えよう!
自分をメタ的に(客観的に)見ることはとても重要です。
討論中に、今自分はどれほど貢献できているか、この中では何番目の位置にいるのかを考えることも必要です。
少なくとも半分より上にいると感じればあとは無難に過ごせばいいですし、たりていないと感じれば後半で意見を話せばいいのです。
とは言っても全員が受かることもありますので一概には言えませんが、こう言った見方も一方で必要なことは忘れずにいきましょう。
3 試験までの対策方法
それでは試験前までにどのように対策をすればいいのでしょうか。
少なくとも教育に関する知識を蓄えておくことは必要でしょう。
教育時事や、単語の定義などをしっかりと把握しておけば、強い根拠を持って試験に臨めるでしょう。
あとは、人と話す機会は絶やさないことです。人と話し続けることで議論する際の話し方なども考えることができます。
とりあえずこの2点かと思います。
さて、ここまで集団討論の対策について述べてきました。
心配も多いと思いますが、チームで取り組む意識を持って頑張りましょう!
本日はここまでです。
お疲れ様でした!