【速報】ハプニング!? 2021年の東京都教員採用試験がまさかの時間変更。焦る受験生たち
1 試験時間が変更された
東京都の教員採用試験当日を迎えた今日、当日の試験時間中に急遽試験時間を変更するというアナウンスが流れました。
東京都は教職教養、専門教科の教養、そして論述試験が求められますが、
専門教科の教養が30分遅れてのスタートとなりました。
その結果、論述試験の時間が30分遅れて終わることにはなりました。
これにより、16:10に試験が終わることになり、地方から来た受験者は辟易としたとのことでした。
2 時間変更の理由について
この記事執筆時点では、時間変更の理由については明らかにされていません。
しかし、伝聞によると、試験開始直後に試験監督により中断の旨が発せられ、そのまま時間が30分遅れたとのことです。
複数の受験者が試験続行が厳しい旨を伝えたとのことですが、それ以上のことはわかりません。
3 この件に対する東京都の対応は?
今回の急な変更を受けて、東京都は、対応を明らかにしてはいません。
これも伝聞にはなりますが、途中退室や別日での受験を提案した受験生もいたとのことですが、それは不可との回答が降りたそうです。
また、これにより途中での帰宅を選択したとしてもそれ以前の試験の結果がなくなるわけではなく、論述試験飲み0点として換算されるとのことです。
受験者の多くは会場で談笑していたそうですが、地方から来たものの数人ほどの帰宅の途を目撃したとの情報もあります。
4 東京都は受験者を大切に考えているのか
今回のことを受け、私は、東京都が教員採用試験受験者を大切な人材として見ているか否かが気になりました。
そこで、少し検証をしてみたいと思います。
(1) コロナ対策は万全か。
結論から言って、コロナ対策はあまりしていないと言えます。
この写真をご覧ください。
こちらは、筆者が提供を受けた、教員採用試験の会場の様子です。
長蛇の列ができているのと同時に、かなりの人数が集まっていることがわかります。
一応アルコールなどは置いてあったとのことですが、それだけでは対策にはなり得ません。
会場を分散させたからと言って、これほどまでに多くの人数を鮨詰めにしてしまえば密と言わざるを得ないでしょう。
(2) 情報開示は行っているか
東京都は、教員採用試験の結果の開示をあまり詳しく行っていません。
他の自治体は教員採用試験の結果を、数値やアルファベットで開示しており、自分がどのような位置であったのかもわかりやすく伝えてくれます。
しかし、東京都は開示請求を行っても詳しい内容が返ってこないと言います。
そのため、多くの受験者は開示を行いません。
積極的な開示を行わないというのは特徴でもあり、あまり真摯な姿勢と言えないでしょう。
5 今回の事態を受けて
今後時間が経つにつれて東京都から情報が発信されて、時間が変更されたことへの反応があるでしょう。
しかし、多くの受験者はこれに戸惑ったはずですし、このことで合否に影響が出てしまうのはあまりにもお粗末な対応と言わざるを得ません。
今回の事態を受けてしっかりと対策を練り、今後の運営を見直していく必要があるのではないでしょうか。
ただでさえ合格倍率が低く、離職率も高いこの業界に、少しでも明るい兆しが出てくることを切に願っています。