教職大学院生の在宅学習2 四日目
皆様本日もお疲れ様です!
だいぶ暖かくなってきましたね。大学院も基本は私服で登校するので、服装はいつも困っております。私はあまり服装にこだわりがありませんので、毎度毎度周りの院生を見ては劣等感を感じつつあります笑
さて、本日はそんな服装とは関係がありません笑
大学院生はどのような本を読むのかということを少し書いていきたいと思います。
「難しい本ばかり読んでるんでしょ?」
「なんか論文を読んでいるイメージ」
といった声が聞こえてきそうですが、半分正解で、半分不正解です笑
では今日も行ってみましょう!
目次
・今読んでいる本はどんな本?
・参考にしている本はどんな本?
・どんなふうに使っているの?
今読んでいる本はどんな本?
まずは今現在読んでいる本はどんな本かを書いていきたいと思います。
それはこちらです。
とはいってもこれはほんの一部です笑
まさか一冊で論文を書けるわけではないですし、このブログを書いている隣には関連する本がずらっと並んでいるわけですが、本日はこの本の紹介をしたいと思います。
この本は、「ワーキングメモリ」という概念と教育との関連を書いた本です。
ワーキングメモリ、これこそが私の研究に関わってきます。
詳しいことは残念ながら書けませんが、このワーキングメモリと教育との関連について、私は研究をしています。
簡単に書くと、ワーキングメモリは、
覚えたことを、様々な負荷に耐えて表現する能力
かなと思います。
ただ覚えたことを表現するだけなら短期記憶ですが、そこになにかしらの負荷がかかると、ワーキングメモリとなります。
例えば、文章を暗記するのに、絵を書きながらだと、なかなか覚えることができませんよね。そういった作業を伴うときに、ワーキングメモリの能力を必要とするのです。
何が面白いかというと、このワーキングメモリ、
学力との相関がある
のです。
ワーキングメモリをはかることで学力の大体の推移をみることができます。
(おそらくですが、今後重要視され始めます。ワーキングメモリを測る資格の創設も少し聞こえてきてますので、知っていることに意味がありそうです。)
興味のある方はぜひ調べてみてください。
参考にしている本はどんな本?
自分の参考にしている本は、何もワーキングメモリだけではありません。
研究の参考としている本は別に存在します。
そのうちの一冊がこれです。
この本は、特に教育学部に所属していた際に参考とさせていただいていました。
博士が書く論文なので、質的研究と量的研究とが入り混じって書かれています。
ここがポイントです。次の項目で細かく書いていきますが、質も量も行われている本を一冊持っておくことで、研究の参考とすることができます。
実際自分自身も何度読んだかわかりませんし、修正版グラウンデッドセオリーを始めて教えてくれたのもこの本です。
ポイントは、同じ研究分野でなくてもいいということ。
違う分野だとしても、研究方法自体は大きく変わらないので、参考にすることができます。ぜひいろんな本を見たうえで、自分の参考とできる本を見つけてみてください。
どんなふうに使っているの?
ここが一番重要だと思う人もいるかもしれません。
多くの本がありますし、一冊一冊は安くはありません。安くても2500円、5000円する本なんて言うのもざらにあります。
どんな用途に利用すれば価値が最大限出せるのでしょうか。
自分としてのポイントは、本に書かれていることを読み取るといった方法ではなく、研究方法の例を知るために読むことが重要だと思っています。
内容を知りたければもちろん読めばいいのですが、研究方法のような、机上の空論になりやすいお化けのようなものを実際にはどう使えばいいのかを知るために読むほうが何弾も重要です。
是非そうした方法で読む癖をつけてもらえればと思います。
では本日はここらへんで。
本日もお疲れ様でした!